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書評

「世界史の針が巻き戻るとき」 マルクス・ガブリエル著

2020年読了11冊目。 マルクス・ガブリエルの本のなかで、この本は彼へのインタビューを元に書き起こされているので、言葉が平易で比較的分かりやすい。分かりやすいだけに刺激も多く、「あっ」と思った箇所に付箋をつけて読んだら …

「アフター・カルチュラル・スタディーズ」 吉見俊哉著

2020年読了9冊目 カルチュラル・スタディーズとは、「文化と政治の関係を問う批判的な知の営み」というのが基本的な認識である。ただし、カルチュラル・スタディーズは文化の政治性を問うことだけに限定されず、文化の構築や変容、 …

「21Lessons」 ユヴァル・ノア・ハラリ著

2020年読了3冊目。昨年末に話題になったユヴァル・ノア・ハラリの本。 前作の「ホモ・デウス」はいささかSFに近かったのに比べて、この本では現在の課題を思索して未来に向けて、どのような点が焦点となるのかを明らかにしていて …

「浄瑠璃を読もう」 橋本 治著

2019年45冊目。   文楽は人形に意識を持っていかれて、浄瑠璃には注意が向かなかった。なにを言っているのか分からないというのも大きな理由ですが。この本を読んで、「仮名手本忠臣蔵」はそういう物語だったのかと、認識が大き …

「日本占領史」 平塚柾著」

2019年43冊目。 アメリカの占領下の日本を写真で見せてくれる本。コテンパンにやられてほとんど何もなくなった日本、それでも日本人は精一杯生きようてしています。 各ページに収められた写真に写っている大人達の目の輝き、子供 …

「偉大な組織の最小抵抗経路」 ロバート・フリッツ著

2019年冊目。   ピーター・センゲの師匠のひとりであるロバート・フリッツ。センゲの「学習する組織」の重要なディシプリンである「共有ビジョン」について、それをどのように構築するのが良いのかが詳しく書かれています。そして …

「世界の陰謀・謀略論」

2019年39冊目。 世界は陰謀と謀略に満ちている。「陰謀・・・密かに企むはかりごと、謀反の計略」 「謀略・・・人を陥れるはかりごと」(広辞苑より)JFKの暗殺やダイアナ妃の事故死には、謀略説があり、前者に関しては、かな …

「忍びの作法」

2019年38冊目。 書店で目にして、伊賀出身の私は迷わず購入。巷間に広まっている、忍者についての誤った情報を修正してくれている。ありがたい。「手裏剣は持っていても1枚か2枚」・・・重いからね。「くノ一の衣装はなかった」 …

「未来への大分岐」

2019年37冊目。 刺激に満ちあふれた本でした。世界の仕組みが、あらゆる側面において大きく急速に変化しているこの時代。マイケル・ハートは、地球、資源、知識など全てのものを資本から取り戻し、人間が自ら管理していくという「 …

「今、心配されている環境問題は、実は心配いらないという、本当の話」武田邦彦著

2019年36冊目。 世間にはデマやフェイクニュースが蔓延して、真実が見えなくなっていることが多い。科学的に考えれば真実が見えてくる。これが、武田氏の主張の中核だと思う。 この本は地球温暖化のみにと留まらず、少子高齢化の …

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