2020年7月9日〜10日の2日間、オンラインでコーチング研修を実施しました。
このクライアントは、2006年から年十数回のコーチング研修を開催させていただいている、最も重要なクライアントです。
今年も十一回のコーチング研修を依頼されていて、オンラインで実施ということになりました。

設計段階からクライアントの担当者とミーティングを重ねました。打ち合わせのテーマはコンテンツ、タイムテーブル、ミーティングツール、ロジスティックス、当日のサポート体制など、かなり広い範囲になりました。

そして初めてのオンライン研修、営業担当の方やいくつかのクライアントの担当者とドライランを2回行って、何度もパワポを修正。集合研修との違いは次の5点だと予想していました。
・個人ワークやグループワークのガイド(目的と進め方)をパワポで表示すること。
・ブレイクアウトルームでのリーダーを必ず決めてもらうこと。
・個人ワークが終わったら手を挙げて知らせてもらうこと。
・休憩終了1分前に音楽を流す「今回はGet Back」こと。
・効果音を活用すること。
これらは全て予想通りでした。

そして実施しながら、様々なTipsに気づきました。
・表情が豊かな人、リアクションが大きめの人を見つけて、その人の反応を頼りにする。
・チャットを活用する。チャットで質問が来たらなるべく早いタイミングで返答する。
・自分が話すときも大きめのジェスチャーを使う。
・ブレイクアウトルームに参加して、自分がカメラに近づく(のぞき込む)のは、話し合いへの集中度を上げる効果がある。
・ブレイクアウトルームに送るときには「いってらっしゃい」。メインに戻ってきたときには「お帰りなさい」。
・誰に質問したのかをメモしておき、なるべく全員に質問するようにする。

オブザーブされていたクライアントの担当者から「良い研修だった」との評価をもらいました。
ちょっぴり自信がつきました。