2019年11冊目。

たまには軽い本を。
少年期から青年期までのほとんどの時期を関西で過ごした私は、今の大阪には違和感を感じるところが少なからずある。その筆頭は「みんな阪神タイガースファン」という状況。もちろん今もタイガース以外の球団を応援している人もいるには違いないけれど、甲子園球場が黄色と黒で埋め尽くされている光景には驚かされる。三塁側はジャイアンツファンの席だった。
かくいう私は近鉄バッファローズファンだった。日生球場の「えげつないヤジ」のなかで何回かナイターを見た。ただ、少年らしく長嶋・王の格好良さに魅せられて、ついこの間まで巨人ファンでもあった。

大阪でお昼を食べるとき、うどんはあってもお好み焼きはあり得なかった。もちろんたこ焼きも。

近所のおっちゃんは面白い人が何人かいたけれど、友達にはそんなに面白い奴はいなかった。突然切りつけてきたり、鉄砲を撃ったりしてこなかったし、死んでもくれなかった。おばちゃんはやかましかったけど、飴ちゃんはくれなかった。

4chMBSのクイズ番組「がっちり買いましょう」「アップダウンクイズ」「ダイビングクイズ」と、6chABCの素人参加番組「夫婦善哉」「プロポーズ大作戦」「新婚さんいらっしゃい」、その間を行く8chKTVの「親父万歳」「パンチdeデート」、それと土曜日昼の吉本新喜劇で、岡八朗、花紀京、原哲夫、谷しげるを見て大笑いしていた。
そんなことをいくつか思い出させてくれました。