2018.8.8.

「対話型組織開発」は17章に及ぶ、VUCAな時代に必要な組織開発の理論と実践についてまとめた大作。
これまで様々な書籍で紹介されてきた理論と実践の集大成だといえる。

アプリシティエイティブ・インクワイリー(AI)を診断型ODで使った例の話など、懐かしかった。
コンテナを作り、維持することで、心理的安全を作り出し、ディスラプションと創発を起こす、これはラリー・ドレスラーの本(Standing in the fire.)にあぅた。

そんな訳で、目新しい話はあまりないのだが、
ナラティブによる組織開発については、少し詳しく探求してみようと思った。

そこで手にしたのが「ナラティブ・アプローチ」
ナラティブによって、個人の認識が変化し、組織のパラダイムが変わること、
そのアプローチが詳しく解説されていて、探求が深まった。

組織開発についての章が「ストーリー・テリング」だったのはご愛敬。

ここ数年、私が関心を持ち、取り組んできていることが、集大成されて可視化された思いがした。