2018.9.16.
「自意識の世界」とは、関心事が自分。自分のことをどう思うのか、自分はどんな集団のメンバーなのか、自分はどれだけ成功し、皆にどう思われているのか、に関心がある。
「素晴らしい自分」になりたいと思っているため、自分のいやな部分を無意識に押し込めているが、いやな部分は無意識に存在しているので、自分は影響を受け、上手くいかないことが多くなる。
いやな部分も含めて、自分自身の思い込みを徹底的に理解し、思い込みを親しめるようになること、
そして、自分がなりたいものにフォーカスするのではなく、自分が人生で作り出したいことにフォーカスを当てること、そうすれば人生が充実したものになる。
 
ポジティブ心理学から始まった、「望ましい自己イメージを持つことの勧め」を否定し、「なりたい自分を目指すこと」を否定し、人生で創り出したいことを目指して生きることを推奨している。
 
思い込みと親しくなるのは「プロセスワーク」の基本で「自己一致して生きる」こと。そして「なりたい自分」を目指さないで「創り出したいこと」を目指すというのは、今年のATDでのオバマ元大統領のメッセージにもあったこと。この本も「棚に上げておく仲間に決定」