第2章「考えることについて考える」読了。
  • 無意識のバイアスは、過去の経験、すなわち、親や先生や友人たちからの働きかけ、自分自身の行動や思考に対する結果や自己評価などが蓄積していくものである(仏教で言うところの薫習の一種)。
  • 人は、誕生後の早い時期に「我々と彼ら」の区別をつけることを習う。そしてこれを心の根底にしてしまう。
  • 人生は「我々と彼ら、他人嫌い」と「ミラーリング力、共感と人間愛」の綱引きである。
  • 無意識のバイアスにコントロールされるのは、不安や恐怖を感じたときが多い。
 
第3章は「バイアスの様々な面」