2017年11月8日
謎床を読了。
わかったというのは錯覚でしかなく、そう思った瞬間にそのものに対する自分の中の学習のプロセスが止まってしまう。
つまり、謎として保持しておくのが良い。
日本文化では、見立てから始まることが多い。見立ては比喩から始まって、その比喩から対象全体への解釈系を起動させる。
つまり、謎は解くことに意味があるのではなく、謎をきっかけに解釈系を起動させて創発を起こすことに意味がある。
話題があちこちに飛びまくるのは、謎にするという意図なのでしょう。脳みそを糠床のようにかき回された感覚です。