仕事ができる人とできない人がいます。組織としてはできる人のみにしたいところですが、できない人を辞めさせて、できる人を雇っても、できる人とできない人の組織に戻ってしまいます。

そうすると、組織はどんな状態を目指すべきなのでしょうか。

最悪なのはおそらく、できる人ができない人を軽蔑して、できない人はできる人を羨む、そんな状態でしょう。

一見良いように見えるが、良くないのは、できない人が自分はできないことを認め、できる人に教えを請うたり、助力をもとめたりしていて、できる人がそれに応えている状態です。できない人は劣等感を自覚し、できる人は持っている優越感に無自覚でいるからです。
関係性に摩擦が常に生じている状態になります。

できる人が、できない人を助けたり、教えたりしていて、そのことから自分が優越感を得ていること、相手が劣等感をも持つこと、この両方を自覚して、組織は望ましい状態になると言えます。

できる人に対して、どういうアプローチをして気付きを得てもらうのか、それがクアンタム・リープ・プログラムです。