2018.4.12.(2018年5冊目)

安田登さんの軽い読み物から入った芭蕉の世界は、
奥の細道の原本、更には能や和歌の世界に引き込む入口でした。
奥の細道は、芭蕉が義経の霊を鎮めるために、他世界からエネルギーを集める旅だった。

能や和歌についての教養を元に、芭蕉の足跡と詠句を解釈した内容は、落鱗ものです。

安田氏と芭蕉の教養の深さに打たれる本でした。