2018.3.14.(2018年4冊目)

10年前に出版されたものですが、中々興味深い内容でした。

閉鎖社会で集団主義のもと、人間関係感知能力を使って生きてきた日本人が、
小泉改革を始めとする集団主義の終焉を迎えた当時、
開放社会で個人主義のもと、信頼性感知能力を使って生きるようにする必要がある、
そのためには武士道ではなく商人道で生きること、という内容です。

10年経って若い人たちの中には商人道で生きている人が増えてきたようですが、
中年以上ははてさて。集団で特定の個人や組織を叩く傾向は変わりませんね。