2022年読了20冊目。
あるダイアログの会で話題になったので読んだ本。
私の好きな領域の話でした。

WEB3により、どんなことが起こるのか、その最大の特徴は「分散・脱中央集権」であり、あらゆる領域での中央集権化によって生み出された弊害(分断)がなくなる。
夢物語のようですが、進化は大体、夢物語から始まります。

この本はWEB3の旗振り役である伊藤穰一が著者なので、性善説から出発して、起こりうる変化の光の部分に焦点を当てた記述が多い。
それが当然でしょうね。
但し、陰の部分があることにも触れられているので、決して楽観的すぎることはありません。

入門書と言うより、ガイドブックとして読むのが良いと思います。